睡眠時無呼吸症候群
こんな症状に覚えはありませんか?
- ☑大きないびきをかく
- ☑日中とても眠い
- ☑起床時の頭痛やだるさ
- ☑睡眠中に呼吸が止まっていることがあると指摘されたことがある
- ☑肥満や糖尿病、高血圧である
その症状、睡眠時無呼吸症候群かもしれません。
睡眠時無呼吸症候群とは
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、眠っている間に呼吸が止まる病気です。
無呼吸により熟睡できず、日中の眠気や、居眠り、頭痛、高血圧、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病などを引き起こすと言われています。
人口の約3%が睡眠時無呼吸症候群(SAS)だと言われていますが、そのうちの10%しか治療を受けていないと報告されています。
睡眠時無呼吸症候群チェック
下記の項目に当てはまる方は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
- 大きないびきをかく
- 寝ているときに呼吸が止まっていると指摘されたことがある
- 寝ている間に何度も目が覚めてしまう
- 日中に眠くなる
- 運転中や会議中に居眠りをしてしまう
- 朝起きた時に頭痛がする
- 血圧が高い
- メタボである
- 毎日からだがだるい
- 夜中に2回以上トイレに起きる
- 首をしめられたような圧迫感で目が覚める
睡眠時無呼吸症候群の原因
睡眠時無呼吸症候群は大きく分けて2種類に分かれます。
閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)
喉や気道が塞がってしまうことが原因で、9割の人が閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)に相当すると言われています。
- 肥満(メタボリックシンドローム)
- 重喫煙
- 就寝前の過度の飲酒
- 首が短い
- 下顎が小さい
- 舌の付け根が大きい
- 扁桃肥大
- アデノイド肥大
- 鼻中隔湾曲症
などが主な原因となり、物理的に気道が狭くなり呼吸が止まります。
中枢性睡眠時無呼吸症候群(CSA)
脳の呼吸中枢の異常でおこることが原因です。
気道を構成している筋肉の力が弱ることによっても気道閉塞が起こることもあります。
また、中枢性睡眠時無呼吸症候群(CSA)は慢性心不全や脳梗塞などに合併しやすいと言われています。
睡眠時無呼吸症候群の検査
睡眠時無呼吸症候群の検査は自宅で行うことができます。
ご自宅での睡眠時に専用の検査器具を身体に取り付けて眠っていただき、呼吸状態や睡眠状態を調べます。
睡眠時無呼吸症候群の治療
CPAP療法
専用のマスクを使って鼻から空気を送ることで、睡眠中に気道が閉鎖するのを防ぐ方法です。
保険診療で治療可能です。
最初は抵抗を示す患者さんも多いですが、慣れると「朝起きると爽快です」「血圧が下がりました」などの声が聞かれます。
睡眠時無呼吸症候群の症状を改善するだけでなく、リスクを高める生活習慣病のコントロール、心筋梗塞や脳梗塞などの重大な病気に直結する動脈硬化の進行予防などにも役立つことがわかっています。
治療によっていびきが改善し、家族の睡眠の質も改善することが期待できます。
また、運転中の眠気を予防し、交通事故を防ぐなど二次被害の防止のためにも継続が必要です。
その他の治療
マウスピースを使用した治療法や、外科的手術(扁桃腺肥大、アデノイドの摘出手術など)が適応となる場合があります。
睡眠時無呼吸症候群の予防
- 適正体重を維持する
- 横向きに寝る
- 睡眠薬の服用を控える
- お酒やたばこを控える
また、アレルギー性鼻炎などで口呼吸になってしまっている場合、鼻の治療を行うことも重要になります。
睡眠時無呼吸症候群の治療は長期にわたることが多くあります。早めの治療が重要です。
もしかしたら…とお悩みの方はぜひご相談下さい

